常世モコ(とこよもこ)は、2019年11月23日よりYouTubeを中心に活動している映画大好きVTuberである。
VTuberとして生まれる前は人間界で”社畜”として日々を過ごしており、肉体的にも精神的にも追い詰められたという彼女。そんな中、自身を救ってくれたのが「VTuber」と「映画」だったという。
【 同時視聴 】 金曜ロードショー 「 天空の城ラピュタ 」【 Vtuber #常世モコ 】
https://www.youtube.com/live/9VBpdRBJhLA映画大好きVTuberとしての常世モコの特徴は、作品の魅力だけではなく「映画鑑賞」及び「映画というコンテンツ」自体の魅力を共有している点だ。
映画は一人で楽しむこともできる娯楽であり芸術であると同時に、人と共有し感想や意見を交換し合うこと、それを通して共感すること、自分とは違った視点の解釈を聞いて作品への理解を深めることなどなど。他者とその作品を分かち合うこと自体が醍醐味の一つとなっており、文化と言える程に定着している。
家族や友人、恋人らと映画館へ足を運び、帰りに飲食店でその内容について語り合う。過去作品について熱く討論する。未視聴の人へ大好きな作品を猛烈にプッシュしてみる。
映画が好きな方々の多くはこんな行動を取った経験をお持ちではないだろうか。常世モコのチャンネルでは、こういった「作品をより楽しむためのエトセトラ」まで堪能できてしまうのが特筆すべき点だ。
「私のチャンネルではあるのですが、私自身が主役である感覚はあまりないんです。私も含めた”みんな”で楽しむ場を提供している感じで。インターネット掲示板でスレッドを立てる”>>1”みたいなイメージといいますか(笑) スレは立てたからあとはみんなで好きに楽しも〜!って」と常世自身も語る通り、視聴者も含めたそこにいる全員が共通の話題で盛り上がれる場……それが常世モコチャンネルである。
同時視聴のイメージが強い常世モコであるが、活動初期から映画紹介や映画を語る会も行っている点。
彼女が持つ独特の視点や語彙力の高さが活きており、未視聴の映画に関しては「え、何それ!絶対観に行きたい!!」という気分にさせてくれ、視聴済み作品に関しては「そう!そうなんだよ!!」という共感とともに「え、そんな見方があったんだ!!!」という新鮮な発見も与えてくれる。
「父の影響で昔から映画は好きだったんですが、当時は自分好みな作品ばかり観てたんです。でもVTuber活動を始めてから色んな映画を観るようになって。トコトコ(常世モコファン)のみんなにも色んな作品をオススメしてもらって。今では年間300本くらい視聴してるんですよ〜!とっても世界が広がりました!」と語る彼女だが、恐らく視聴者の皆様も彼女を通して広がった世界があるのではなかろうか。
① 【新作映画まとめ】2025年公開予定の注目映画を25本紹介!
タイトルの通り2025年の新作映画情報をまとめ、紹介した動画。各作品の概要や見所などを常世モコ独自の視点で解説している。
彼女の体験や嗜好を絡めて楽しく語っている部分も多いため、「映画は正直あまり分からないけどVTuberとしての常世モコが好き」という方も注目。
「ありがたいことに試写会に呼んでいただける機会も増えてきて。『ファーストキス 1ST KISS』も東宝様にご招待いただき試写会で観ました!実は恋愛映画には手が伸びにくいところもあったので、試写じゃなかったら観られてなかったかもしれないので……この活動をやっていたからこそ出会えた作品ですね」と語る。
また、「マイベスト映画は?」という質問には光を凌ぐスピードで「ロッキー!!!!!」と答えてくれた。
② 【 切り抜き 】 5分でわかる 3Dお披露目 【 常世モコ Vtuber 】
常世モコの3Dモデルお披露目配信の切り抜き。彼女の視覚的魅力を様々な角度から見ることができる。
ライティングされた華やかなステージと数え切れないペンライトが踊る客席にも注目。なお、ファンにはおなじみのマスコットひよこである『社長』も登場し大活躍している。
なお3:10くらいからは衝撃のエンディングが始まる。「これをやりたくて3D化したと言っても過言ではないです(笑)」と本人も認めるその衝撃作をどうかお見逃し無く!80’s〜90’sハリウッドアクションが好きな方に刺さること請け合いだ……Hasta la vista, baby。
③【 オリジナル曲 】エンドロールの最後まで / 常世モコ 【 Vtuber / Vsinger 】
常世モコ2作目のオリジナルソング。映画大好きVTuberの彼女らしく、そこに物語を感じる映画のような作品である。
「転職前は絵に描いたような社畜で……毎晩携帯が鳴るのが怖くて電子レンジに隠して見えない聞こえないようにしてました(笑)」という彼女が、VTuberとしての活動を通して視聴者の"みんな"と出会い、その目に見える世界の色が変わっていく様が描かれている。
常世モコだけのものではなく「みんなのストーリー」であり、彼女にとってもトコトコな方々にも思い入れ深い一曲となっている。
「頑張りたいけどなかなか前を向けない」「一歩踏み出したいけど勇気が出ない」といった方にもぜひ聴いて欲しい。背中を押してくれるような優しいこの曲が、きっと一歩踏み出す勇気を与えてくれるだろう。
常世モコとトコトコの歴史がぎっしり詰まった愛に溢れるMVも必見。非常に凝った構成で、次々と転換する場面に作品冒頭からエンドロールの最後まで常に惹きつけられる。
聖地巡礼VLOGがトコトコたちの届く日は来るのか?