Vtuber、風海みかん。


田舎から都内のとある高校に転校してきた現役女子高生。

転校と同時に一気にイメチェン。
最近「映え」というものを目指しているが、何を撮れば「映え」なのかは分かっていない。


また、ベッドルームRECで、ミックス等も自身で手掛けているという特徴も持つ。

担当イラストレーターは、朱宮あずず氏(https://twitter.com/b_sus4)。



・【Trailer】風海みかん-10/31発売『Peel』LongVer【kaleidscope】【Re:AcT/リアクト/Vtuber】



2021年10月31日リリースの1stシングル『Peel』。

作曲は、YACA IN DA HOUSE(https://twitter.com/C_Yaca)が担当している。


コンセプトは、「年上の男性への片思い」。そんなコンセプトのもと、背伸びしているようなストーリーを描く。

そんなストーリーと、どこか甘酸っぱさを感じる彼女の歌声は相性抜群。

切なくても、でも傍からみるととても愛らしくてたまらないような1曲となっている。


ラップ調ともいえる、モダンなメロディーラインも、決して歌うのも、感情を込めるのも簡単ではないだろう。

しかし聴いていて切なくなったり、愛らしくなったりするように、そこには確かな感情が込められている。

そこに、彼女のシンガーとしての質が垣間見える。



・【MV】『水星』tofubeats /DAOKO - Arranged covered by 風海みかん (Squeeez remix) 【とてもいいです】



言わずと知れた大ヒットソング『水星』のアレンジカバー。


水星自体、都会的な雰囲気がある曲だといえるだろう。

しかしこのバージョンは、それよりもさらに夜の都会的なムードが漂うサウンド感によって描かれている。

歌声の柔らかさはDAOKOに匹敵するもので、本家とはまた違う角度から見た都会といった雰囲気だ。


もちろん、本家同様に、何度も何度もリピートしたくなるような雰囲気は健在。

何度も聴いていると、実際に目の前にキラキラしたものが見えてくるような気がしてくるから不思議だ。


・【歌ってみた】『それでも好きだよ。』すいそうぐらし - Covered by 風海みかん



≪一緒になれなかった人ほど 思い出してしまうよ≫という、思わず「それな!」と言いたくなるような歌い出しで始まる、心をエグる1曲『それでも好きだよ。』のカバー。


ちょっとした息遣いや、声の切り方、そして強弱、そんな細部までこだわられた表現力によって、感情が溢れていく様子が手に取るように分かる。そして聴いているうちに感情がリンクして、どんどん切なくなっていく。


先の『水星』や『Peel』のような柔らかくて透明度の高い歌声とはまた少し異なる、強さのある歌声で彩られているというのも、この楽曲の一つのポイントだろう。是非他の曲もいろいろ聴き比べていただきたいと思えるアーティストだ。




多彩な表現力を持ち、ラップのような楽曲から歌い上げるような楽曲まで幅広く歌いこなすことができる彼女。
その歌声が、この先もっともっと遠くまで届くようになっても何も不思議なことはない。
気が付けばアニメのオープニングやエンディングなんかを歌っているかもしれない。
要注目の存在であることは、確かだ。