「かざみやまつり〜カッカッ!

私、風宮まつり!秋の神様やってます。
お酒とお歌が大好きです!
YouTubeでは、お酒を飲みながら楽しくお話ししてお歌を歌う晩酌配信や、ゲームで楽しく遊んだりしています。
好きな曲のジャンルは昭和歌謡曲、クラッシック、ミュージカルです!
ピアノやバイオリンを弾いたりするのも好きです。
人間界で活動を始めてより一層、音楽は生活や心を豊かにする大きな力があると実感しました。
いつかオリジナル楽曲を制作したいなと思っています。
応援よろしくお願いします!
かんぱ〜い!」




・【Cover】異邦人【Matsuri Kazamiya】



オリジナルコーラスも加えている楽曲『異邦人』のカバー。

「この動画をきっかけに昭和歌謡のファンの方からも注目されるきっかけになった」という、いうなればターニングポイント的になった1曲だ。


異国情緒あふれる印象的なイントロやサウンド感が特徴的な異邦人。やはり歌う際にも、どこか非現実的というか、非日常的な美しさを感じたいものだ。

それでいてこの楽曲の中には、昭和歌謡ならではともいえるリアルな日常描写があるから面白い。


つまり歌う際には、現実的でも、非現実的でもあるという、なんとも矛盾した雰囲気を描かないといけないのだ。

しかし彼女の歌声には、その現実感も、非現実的なオーラも、両方とも感じられる。


昭和歌謡好きが惹かれるきっかけとなったのも納得できる作品だ。



・【Cover】ウイスキーがお好きでしょ【Matsuri Kazamiya】



「Barやスナックで語るようにしっとりと歌い上げた」という『ウイスキーがお好きでしょ』のカバー。


「曲に乗りながらも歌詞は語りかけている」というように、まるで本当にBarやスナックで、目の前で話しかけられているように、歌声が届けられる。

中にはそういうところに行った経験がないという人もいるかもしれない。

それでも自然と、そこにいる自分と、目の前で話しかけてくれる(歌いかけてくれる)ママが浮かぶのではないだろうか。


「一音一音丁寧に聴いて欲しい」という、臨場感がたまらないカバーだ。


・【Cover】ガンダーラ【Matsuri Kazamiya】



「この曲を聴いた時にメロディが1日中頭から離れなかった」というほどに刺さった楽曲『ガンダーラ』のカバー。


「音域が低い分、技術が大変で、個人的に難しい楽曲だったし収録も時間がかかった。特に工夫したのは、AメロとBメロの雰囲気の変化」と自身でも話すように、決して女性にとって歌いやすい音域の歌ではないだろう。


しかし美しいコーラスワークや低い音域であるがゆえにより気高く響く歌声によって、ガンダーラという楽曲のオリジナリティをしっかりと引き出している。




その活動を通して「昭和歌謡といえば風宮まつり」という存在になりたいという彼女。


また「昭和歌謡とお酒の相性が良いと思っているので、いつかは風宮まつりオリジナルの日本酒を作りたい」「昭和歌謡でVtuberのイベント出演をしたい」「登録者4万人に向け、より多くの人に注目してもらえるように頑張っていきます!」と、その他にもいろいろと話をしてくれた。


昭和歌謡というものの魅力は底知れない。それを知らない世代に伝えていくということは、非常に重要なことだろう。
彼女の活動を見て昭和歌謡に惹かれたという人が増えたらどんなに素敵なことか。


きっと彼女には、実際にそうしてその輪を広げていくだけの力があるはずだ。