『癒やし・感動・夢』をテーマに活動している声優・バーチャルタレント、雛乃木まや。


2015年からマテリアライザーのプロデュースにて活動開始。
2019年4月放送開始のTVアニメ『賢者の孫』メイ=フォン=アールスハイド役でデビュー。


ライブ動画サービス『SHOWROOM』と『17LIVE』ではバーチャルライバーとして活動し、SHOWROOM AWARD 2018 特別賞(バーチャル部門)を受賞。

歌声合成ソフトウェア『UTAU』の雛乃木まや肉声音源やMMDモデル『雛乃木まや』を無料公開しており、多くのクリエイター達の作品作りに活用されている。


また、YouTubeではオリジナルソングを4曲発表中。




・【*歌ってみた*】空想少女への恋手紙.。.:* ver.雛乃木まや



SHOWROOM配信のエンディングテーマとなっている『空想少女への恋手紙』の雛乃木まやバージョン。


「配信者とファンとの気持ちに寄り添った歌詞で、感動を呼ぶナンバー。“私と出会ってくれてありがとう”という気持ちを込めた。これきっかけでチャンネル登録してくれている方も多い、自分にとってもリスナーにとっても大事な一曲」と話す同曲では、≪出会ってくれてありがとう≫と歌うその歌詞に、自身の言葉通りのありったけの想いを乗せて放っていることが感じられる。


単純な歌唱力に惹きつけられるというのももちろんだが、感情表現が豊かで、ストーリー性を感じる歌詞の世界観の中に、いつの間にかどっぷりと引き込まれてしまう。そんな状態で切実な愛が伝えられるから、聴いていてぐっとくること間違いなしだ。


・流れ星に祈りの詩を/*covered by 雛乃木まや(Hinanogi Maya)*



「プラネタリウムでライブをするのが夢で、もし実現したら歌えたらいいなと思っている曲。リスナーからは、癒やされると言ってもらえることが多い」とコメントをくれた『流れ星に祈りの詩を』のカバー。


穏やかに染み渡るようなピアノの音色と、ウィスパー寄りの歌声で描かれる世界観は、まさにプラネタリウムの中にいるかのように、じんわりと心を包んでくれる。


心がとげとげしてしまうことも何かと多い昨今。なかなかその荒れた心を落ち着けることは難しかったりもするだろう。


そんなときは是非この作品に触れていただきたい。少なくともこの世界観に触れている間だけは、そんな心のトゲなどなくなってしまうから。


・ひらひらひらら/ClariS  *covered by 雛乃木まや(Hinanogi Maya)*



「リスナーからのリクエストでカバーした曲。自分のメインテーマでありイメージでもある桜。その雰囲気にぴったり合った1曲」だという作品『ひらひらひらら/ClariS』のカバー。


和風の雰囲気が強いサウンド感に、その雰囲気を纏ったまま切なげに響くメロディーライン。そんなメロディーラインによりさらに浮かび上がる、歌詞の切ない世界観。そんな、個性的でありながら確かにたくさんの人に響く要素を持った同曲を、彼女は切なさといじらしさを感じるような歌声で描きあげる。


他の楽曲同様にストーリー性もしっかりと感じられる楽曲なので、彼女の感情表現も生きているといえるだろう。届ける人の感情と聴く人の感情が確かにリンクするような仕上がりの1作だ。


「これからはライブイベントに出てみたい。声優というカテゴリには縛られず、マルチでいろんなことに挑戦していくのが目標。イメージは、尊敬しているリリー・フランキーのバーチャル版!ラジオドラマに参加して、NHKへ出演するのが夢のひとつ」と、この先の展開について考えていることを明かしてくれた彼女。


声優ならではともいえる多彩で深みのある感情表現は、きっとこの先もたくさんの人の心に触れていくことだろう。要注目の存在の一人だ。