Vtuber、よしか。

2021年９月14日、デビュー半年記念で行った配信の模様。

こちらでは、「チャンネル登録者数10,000人達成でメンバーシップを解禁したいと考えていること」や、

「ファンボックスを開設したこと」の報告や、踊り子感のある新衣装のお披露目などが行われた。

彼女の溌剌としたキャラクターや、古くからの友達のように感じられる親しみやすいトーク力が、この配信からは感じられる。

その歌声が大きな魅力であることは間違いないが、歌声以外の自身のキャラクターもまた魅力的なVtuberであるということが

分かるだろう。

2021年8月に、チャンネル登録者数2222人を目指して行った歌枠配信。

1950人からスタートして、約5時間40分後に見事目標の数字を達成した。

ちなみに『2222人』という数字は、リスナーへのアンケートで決まったそう。

歌い始めるまでは明るい質感の声やトークを聞かせていた彼女だが、

1曲目『メグメグ☆ファイアーエンドレスナイト/ samfree feat.GUMI』から、伸びやかで力強い歌声で雰囲気を一変させる。

かと思えば3曲目『シル・ヴ・プレジデント/ P丸様。』では原曲さながらの愛らしい歌声を聞かせ、

4曲目『かいしんのいちげき！ / 天月-あまつき-』では好きが溢れたような歌声で楽曲の世界観に誘う。

そんな、豊かな表現力に惹きつけられる配信だ。

また、約6時間後の49曲目『ファンサ / mona(CV：夏川椎菜)【HoneyWorks】』まで声に嫌な歪みが生じることはなく、

発声の良さが感じられるというのもポイントだろう。シンガーとしての足腰の強さも感じられる。

自身のことを見てもらえるきっかけになったと話す、『全ての人の魂の詩』の歌ってみた動画。

「歌詞がなく、母音で歌っている」この作品は、その高音の透明度や伸びやかさに圧倒される。

思わず息をのんでしまうような美しい高音は、まるで聴く者の心を浄化するよう。

どうしても心がとげとげしてしまいがちな昨今だが、夜寝る前にこの作品を聞いてから寝れば、

その一日の嫌なことや腹が立ったことを全て清算してから寝ることが出来るのではないだろうか。

そんな風に感じるほどの美しさを持つ作品だ。

ポップな楽曲だけではなく、こうした全く毛色の違う楽曲でも人を惹きつけられるところに、改めて質の高さを感じる。

今後は、「登録者1万人を目指して、新たにゲーム配信をやってみようと思っている」という彼女。

実際に、9月21日には初めてのゲーム配信を行っている。

そこから歌にいき、ギャップに惹きつけられるという人も今後は多くなるのではないだろうか。

来年3月には1周年を迎える。

そんな１周年記念に向けて「これからオリジナルソングの制作に取り掛かる予定」とも話してくれた。

楽しみに待っておこう。

そんな彼女が目指す大きな目標は「３Dでライブを行うこと。そしてアニソンを担当すること」だ。

その歌声からは、そんな未来が訪れることも容易に想像できる。

その時を一緒に迎えられるように応援していくのは、きっと面白いだろう。