谷田透佳・立花鈴の2名によるバーチャル・デュオ・アーティスト、Marpril。
「ダンスミュージック」と共に「踊る」という聴覚・視覚を同時に揺さぶるスタイル、それとは裏腹に呑気で等身大なキャラクター性はファンからの絶大な支持を生み、YouTubeに投稿されたMV・動画群と共にインターネットで存在感を放ち続けている。
・Marpril - sheep in the light [Official Music Video]
「谷田透佳・立花鈴のふたりが3月、4月生まれで、共通点として”牡羊座”ということがあったので、『sheep=羊』をタイトルにつけた」という楽曲『sheep in the light』。そもそものユニット名の『Marpril』も3月のマーチと4月のエイプリルをかけ合わせた造語だ。歌詞の中にも“羊雲”というワードが入っているので注目してみていただきたい。
・PSYQUI feat. Marpril - Girly Cupid
PSYQUI氏作詞・作曲の1曲『Girly Cupid』。
「キレの良いダンスが重要で、初めてやった、ずっと跳ねているような弾んでいるようなポッピンダンスというジャンルの踊りが、かなり激しいものだったので大変だった」と話すダンスは、音との親和性が抜群で、見ていて気分がアガる。
「MVの映像もかなり凝っているものなので、ぜひ楽曲に合わせてMVも見てもらいたい」という映像の躍動感や、そしてサウンドのキレも最高品質。すべて高い質で届けられている作品だ。
・kamome sano feat. Marpril - キミエモーション
ラップパートが印象的な楽曲『キミエモーション』。
「活動2周年記念として発表した楽曲で、今までのMarpril、そしてこれからのMarprilの活動への想いなどを汲み取って作詞作曲を担当したkamomeさんが歌詞に落とし込んでくれた」という1曲だ。
ラップパートが印象的だというのは、自分たちを象徴している歌詞が多いというのと、kamome sano(https://twitter.com/kamomesano)氏が初めてラップパートを作ったということ、そして彼女たちのラップスキルの高さも感じられることから。そんなラップパートや全体のサウンド感からして、夜の街で聴きたくなる1曲だ。
MVは「みんなが見てわかる日常っぽいシーンを入れたいという話があった」ということから、渋谷の交差点が出てくるなど、「これってあそこだよね!」と見るたびに新しい発見がある様なものに仕上がっている。間奏部分の盛り上がりやダンスにも注目だ。
8月にはバーチャルTIF2022に出演予定の彼女たち。
最近ではダンスの振り付けも自分たちでやり始めているということもあり、ぜひライブで、オリジナル振付で踊るMarprilを見にいって欲しい。
2022年8月5日
バーチャルTIF2022出演