気儘に“歌う”見習い神父、百瀬ちさと。
みんなからは『もち』と呼ばれている。
また、見た目はとても可愛らしい姿をしているが、男性である。
・バスケットワーム / 歌ってみた covered by 百瀬ちさと(もち)
「もともとめちゃくちゃ歌いたかった楽曲」だという『バスケットワーム』の歌ってみた動画。
「この楽曲自体非常に難しいが、自分の限界を超えるような意気込みもあり、自身の活動ビジュアル刷新のタイミングで投稿した。サウンドのギターや楽器は爽やかな中に荒々しい要素があり、そういった部分にも挑戦したかった」というその言葉通り、荒々しさと澄んだ爽やかさが同居したような歌声が、サウンドのど真ん中を突き抜けていく。
・ジレンマ / 歌ってみた covered by 百瀬ちさと(もち)
恋愛においての苦しいをぶつけている歌詞に対して「自分がぶつけたらどうなるんだろう」という思いが強く、原曲が披露されて3日という非常に早いタイミングで投稿した楽曲『ジレンマ』。
「これを投稿するにあたって、作品が発表されてからは四六時中聴いていた。寝ているとき以外はずっと聴いていたほど」と話すように、そのスピード感でも決して手は抜かれていないのがポイントだ。
その歌声は感情豊かで、想いが溢れるよう。切なさに苦しさに愛しさなど、様々な想いが爆発している。その感情に共鳴する。
また、3日というスピード感でありながら動画のイラストもきちんと新規で書き下ろされていたり、MIXに関しても細やかに取り組まれていたりする。そんな努力の甲斐もあって、再生数が自身の投稿動画の中でも特に伸びている1本だ。
・GURU / 歌ってみた covered by 百瀬ちさと(もち)
「こちらは普段から交流のあるイラストレーターのマルス=サマーデースターさん(@Marth_Art)より『GURUのイラストを描きたいから歌ってよ』と言われたのが取り組み始めたキッカケ」だという、楽曲『GURU』の歌ってみた動画。
「歌ってみたを取り組む際には、楽曲に合わせて自身を変えていくことをとても大切にしていて、同じような歌唱はしないように意識している。この楽曲は特にその傾向が強く、色々遊びを入れている。そこには作曲家さんへのリスペクトも込められている」という彼。実際この作品は、特に荒々しくダークな雰囲気が強い、歪みの要素が強い歌声を聴かせている。カッコよさを突き詰めたようなこの歌声は、刺さる人にはどこまでも深く刺さるだろう。
そうしてその音楽はさらに研ぎ澄まされていくのだ。