ボロボロになった教会を立て直すべく復興活動をしている、聖女(ひじりめ)れりあ。
YouTube、Twitterをメインに歌、企画配信、ゲーム配信をしたり、イラストを描いたりと、幅広く活動を行っている。
オリジナル楽曲にも定評があり、活動三周年記念には4曲目となるオリジナル曲『裏メシア』を発表している。
・【MV】ストレリア/聖女れりあ【オリジナル曲】
自身初のオリジナルソング『ストレリア』。
「寝起きに運営から急に『オリ曲作ることになりました!作曲はボカロPのかいりきベアさんが担当です!』と言われて、本当にびっくりした。元々かいりきベアさんの事は知っていたし、楽曲もとても好きなので、お任せでかいりきベアさんがイメージする“聖女れりあ”を表現してもらった。届いたデモには仮歌がボカロで入っており、聴いたとき『この状態で最高にかっこいいじゃん!』と思った」と、そんな初めてのオリジナル楽曲の裏話を明かしてくれた。
かいりきベア氏:https://twitter.com/kairiki_bear
・【MV】センチネル/聖女れりあ【オリジナル曲】
「透明感のある楽曲、儚い楽曲を作る方、というイメージがあった」と話す雄之助氏(https://twitter.com/bass_ynk)が担当したオリジナル楽曲『センチネル』。
「普段の配信では絶対使わないような、綺麗な言葉で歌っています笑。普段の配信の様子を知らない人は、『可憐で清楚な人が、暗くて重い曲を歌っている』と感じそう。歌っている人と雑談配信している人はもはや別人です、というくらいギャップがあります」という同曲は、彼女の歌声の切れ味の鋭さが特に際立っているように聴こえる。
・【MV】アプレイア/聖女れりあ【オリジナル曲】
2022年11月に公開したオリジナル楽曲『アプレイア』。
『アプレイア』というタイトルは、「a prayer(アプレイア)=祈る人」という意味だ。作曲は烏屋茶房/カラスヤサボウ氏(https://twitter.com/tghgworks_krsy)が担当。
「制作にあたり、どういう言葉を入れて欲しいか、キーワードを伝えた。あとは自分自身かっこいい楽曲が好きで、ギターの音色もかっこいいサウンドにしてもらいたい気持ちがあった。また、K-POPが好き、ということも伝えて制作していただいた」という同曲。
その意思伝達もあって、K-POPテイストの、アンダーグラウンドとオーバーグラウンドの境界線を取り払ったような、パンチ力のあるサウンドの1曲に仕上がっている。そんなサウンドに負けず劣らず、歌声も強烈だ。
「今までの曲で一番収録が難しかった。この曲に合わせた歌い方をするにはどうすればいいのか、曲調に合わせて自分の歌い方を変えていくのが大変だった。ラップパートの魅せ方や1・2番の抑揚の付け方を特に意識した」というコメントからも、この楽曲の難しさと同時に、サウンドの良さが伝わるだろう。
現在、「FAKE TYPE.さんと制作した楽曲のMVを制作中」だという彼女。「楽曲は既にライブにて発表しているものなので、ぜひライブをみて先に楽曲を楽しんでもらいたい」とも話してくれた(https://youtu.be/-csD5o1xdzA?t=1637)
さらに「リスナーさんと触れ合う時間を大切にしながら活動を続けていきたい。自分が活動できるのはみんなのおかげ。配信が楽しいのもリスナーさんのコメントのおかげ」と、リスナーへの感謝も口にする。
そんな彼女にこの先の展望について尋ねてみると「憧れの作家さんから声がかかるようなVSingerになりたい。昔からずっと好きなGigaPさんや、梅とらさん、DECO*27さん、八王子Pさんなど、憧れの人と一緒に曲を作りたい。そしてゆくゆくはオリジナルのCDを作り、形で作品を残してみたいです。そうやって、“聖女れりあ=歌”というイメージを世間にしっかりと広めていきたい。また、自分自身、声優・歌手の水樹奈々さんをリスペクトしていることもあり、自分もアニメ主題歌を歌唱し、最終的にはそのアニメにキャラクターとして出演したい!」と、溢れる野望をたくさん挙げてくれた。