東北の地方創生VTuber、せんのいのり。福島県を拠点に東北の地域経済発展を目的に活動中。
2023年には重要無形民俗文化財『相馬野馬追』とのコラボを発表している。また、ご当地VTuberユニット『日本烈島』としても活動しており、主にダンスの振り付けを担当。ダンス歴は10年以上のキャリアを持つ。
2023年は活動5周年・6年目を迎え、翌2024年にはモデルの大型アップデートが控えている。
・【やっぱり好き】せんのいのり/ショートPV【オリジナル】
「まさに今の季節にピッタリの楽曲です。ビッグバンド調の曲でお出掛けするときに聴くとリズムに乗って歩きだしちゃう。秋の好きなところを歌っているのですが、最後まで聴くと隠されているドキッとするようなところもおすすめのポイントです」と、丁寧に紹介してくれたオリジナル楽曲『やっぱり好き』。
気分が上がらない日でも、こんな1曲と共にいちにちをスタートさせたら、なんとなく自分にもいいことがあるのではないか?と思えるはずだ。
・【へそまがり】せんのいのり/ショートPV【オリジナル】
「いつもと歌い方を変えているなど挑戦的な曲ですが、もっともわたしらしい楽曲というギャップが好きな曲です。へそまがりだって個性の一つ。みんな同じじゃなくても良いですよね」。そんな風にコメントをくれたオリジナル楽曲『へそまがり』。
先の『やっぱり好き』で聴かせてくれた軽やかな歌唱とは打って変わって、この楽曲では力強くど真ん中を駆け抜けていくような、パワフルな歌声を響かせている。まずそのギャップに驚かされるし、たとえばいつかのフジファブリックを思わせるような、ロックサウンドと歌謡サウンドの融合ともいえるようなバンドサウンドにも心が躍る。
ポップス好きからロック好き、歌謡曲好きまで、幅広く響きうる1曲。
・One more time,One more chance/山崎まさよし/covered by せんのいのり
「楽曲の雰囲気と映画『秒速5センチメートル』の切ない後悔の部分を意識したMVです。いつまでも想い続けてしまうそんな想いを抱えている人に寄り添いたい。そして、そんな想いがある人は大切にして欲しいという想いを込めて歌いました」と話すのは、楽曲『One more time,One more chance/山崎まさよし』のカバー。
想いを込めた歌声に浸りたい人には、これ以上ないほどにピタリとはまる1作だといえるだろう。
今後の展開について話を聞いてみると、「ファンとの交流は、地域のお姉さん的立ち位置で活動してきた経緯があるのでとても大事にしている部分。全身で表現できる環境があるので、そこを生かしていきたい。また、音楽については福島県や東北のライブハウスなどでアコースティックライブなどをやってみたいと思う。オリジナル曲についてもコンスタントに出していきたい」とたくさん話してくれた彼女。
単純に歌声の質の高さも魅力的だし、地方創生という活動目標にも惹かれるものを感じる人は多いのではないだろうか。注目しておくべきVtuberの一人だと言っても、過言ではないはず。
■2022年6月29日リリース
「パンセ」
https://switchmusic.recordingstudioswitch.com/smart/artists/senno_inori/inori_d4.html
タイトル未定