「せーの、ここはろー!!」

見た目は15才、中身は20才、IQ5才のVtuber、瀬乃ここは。
2022年8月にVTuberデビュー。


翌2023年1月には、専業VTuberになるための準備期間として一時活動休止。

同年5月にビジュアルも新しく、再出発を果たす。
以降、朝夜合わせて週に10回以上、癒しと元気を届ける配信を展開中。


内容は主に朝活、雑談、企画、ゲーム、ASMR、歌など。

リスナーさんと一緒に楽しめるコンテンツを配信する事に以前よりも力を入れて、発信を続けている。
また、小さい頃から空想・妄想が好きで、“妄想”を自分の活動の一つのテーマにしたいと考えている。




・【初/歌ってみた】愛言葉Ⅳ / DECO*27 (cover)【瀬乃ここは/Vtuber】



2023年8月13日。活動1周年記念として出した作品『愛言葉Ⅳ / DECO*27』の歌ってみた動画。


「1周年という節目に、日頃応援してくれているリスナーの皆さんに対して、何か形に残るもの、且つ(お金を使わずに)誰でも楽しめるものを届けたいという想いから、初めての歌ってみたに挑戦しようと思った。作品を通して“感謝を伝えたい”という場面だったので、どの曲にしようか色々悩んだ結果、歌詞が自分の気持ちにぴったりだと思ったので、この楽曲を選んだ。初めて歌唱動画を作ったので、制作の流れを知るところから始まって、収録するのも全て手探りでとても大変だったが、最終的にしっかり作品として完成できたときにはとても安心した」と紹介してくれた1作だ。


楽曲の中から溢れ出る愛のムードと、特に語尾などで感じられる歌声の元気な跳ね感、元々の声質の可愛らしさなどが抜群にマッチして、聴けば聴くほど愛おしさが募る。この作品を聴いて、満たされた気持ちになる人も多いのではないだろうか。


「ファンの皆さんにはとても喜んでいただけた。リリースしてから2ヶ月以上経ったが毎日聴いていると言ってくださる方もいる」というのも納得の仕上がりだ。ちなみに「歌にはまた節目のタイミングなどに挑戦したいと思っている!」とのことなので、期待して待っておきたいところ。



・【オリジナルアニメ】Prologue:『ルピナスの草原』【Whilight Memory】



再出発日である2023年5月13日の直前というタイミングで発表したオリジナルアニメ作品。


デビュー時は大人の姿だったのに、再出発の際には15才の姿に変わった彼女。これは、なぜ姿が変わったのかという、“瀬乃ここは”のストーリーをアニメに落としこんだ、いわばプロローグ的な作品だ。


「自身の物語を描くアニメーションを作ろう!と思って色んなクリエイターさんを見ていた時に出会った生活音様の作品のテイストが、どれもとても好きだった。全体的に儚い雰囲気で、且つ不思議・ミステリアスな世界観がある。正に自分が描きたいイメージだった。再出発前から応援してくれていた方にはより深くバックボーンを知ってもらうことができたし、再出発をきっかけに知ってくれた方は純粋に作品のクオリティに驚いてくれた」と話していることからも分かるように、アニメーションとしての完成度が高い。


思わず引き込まれるストーリー性と、質の高いイラスト・動き、全体のBGMとの相性、街の喧騒などのちょっとしたSEなど、細かく丁寧に創られているので、いつの間にか見入ってしまうことだろう。

このアニメーション作品の紹介に際して、「物語のプロローグはアニメーションとして発表したけれど、今後は楽曲に落とし込んでコンセプトアルバムのようなものを作ってみたいとも思っている」との話も伺えたので、楽しみにしておきたいところだ。


・【耐久】通りすがり大歓迎!『芋』って1,000人に言われるまで終われない?【VTuber/#瀬乃ここは】



2023年10月8日に行われた配信の模様。「“芋”って1000人に言われるまで終われない!」という企画で、瀬乃ここはの配信の中でも人気企画シリーズの1つだ。


本シリーズの始まりは、X(旧Twitter)にて「“草”って言われるのが好きだから、リプでみんな“草”って言って!」とツイートしたこと。それに思った以上の反響があり、配信の企画に持ってきたのだ。第1弾として“草”、第2弾は“ぽ”という言葉を言われるまで終われないシリーズを行い、今回の“芋”が第3弾。


“芋”とコメントをしたら芋が画面上から降ってくるエフェクトがあり、視覚的なおもしろさも感じられる。たとえばスペインのトマト祭のような、そんなお祭り感覚で楽しめる配信であることは間違いない。「回数を重ね『変な言葉をたくさんの人から集めているやつ』というイメージがついてきた笑」というのも面白ポイントの1つだ。


「配信の企画づくりは1番力を入れている部分。歌は特段上手くはない、イラストも描けない、ダンスも踊れない…という自分が配信者として個性を出せるのは、リスナーさんを楽しませるための面白い企画を作れるところ。日常生活の中でふと思いついた『こういうことをやったら面白そう!』を形にしている」とのコメントからも分かるように、面白い企画・配信が好きな人におすすめできるVtuberの一人だ。



そんな彼女に今後の展望を尋ねてみると、「11月13日に再出発からの半年記念配信を行い、そこで新しい髪型をお披露目予定。また、大きな夢としては、いつかリアルの場での大きなイベントを開催したい。」と答えてくれた彼女。


「イベントを通して“感動を生むこと”を大切にしたい。イベントに来てくれた人が『今日この感動があったから明日からも頑張れる』と思ってくれたら嬉しい。そのためには1人の力だけでなく、人と人との関わりから生まれる相乗効果でより良いイベントを作ることが必要だと思っているから、1人で開催するより、同じ志を持つ仲間のような存在を増やしてみんなでイベントをつくりたい!」と、想いを語る。


「活動の中で新しいコンテンツや文化を創ることができたらとても嬉しい。『〇〇を創った人だよね!』と言われるような人になりたいと昔から憧れており、生きた爪痕を残したい、といった野望がある」と、熱い想いを持って活動を展開している彼女を、是非この先もチェックしていっていただきたい。