朱音るらは、2023年11月4日にYouTubeで配信活動をスタートさせた歌うま異星人系VTuber/VSingerである。


“ほんとうの幸せ”を探すためにはるか遠い宇宙のさそり座からこの地球に降り立ち、その歌声や軽快なトークで人々にハッピーを届けている。歌枠配信と雑談配信を中心としながらも、食レポ、ゲーム、ボイスコンテンツ、コラボなどバラエティ豊かに活躍中。


最大の魅力はなんといってもその歌声。心がキュッとなるような魅惑の声質を持ち感情表現豊かで人の心を揺さぶる起伏の大きい、それでいて素直な歌唱でリスナーを魅了している。その輝きは、さそり座の一等星であるアンタレスを彷彿させる。

また、歌声に負けないくらいの大きな魅力が”話術”だ。聴いているだけで幸せになれるその声で関西弁(に似たさそり座語かもしれない)を操り、何時間もぶっ続けで喋り倒すこともしばしば。“さそり座から降ってきたしゃべくりハリケーン”の異名もあるとかないとか……?

チャンネル全体の雰囲気の良さも魅力。リスナーとの壁を作らず友達のような距離で楽しく会話をしていることが多く、配信のチャット欄は常に賑わっている。


トークを回すだけではなく、彼女自身がナチュラルなボケを見せツッコミどころがたくさん……もとい、【あえて】ツッコまれる側に回ることも多々あり、リスナーがボケにもツッコミにも回れるのも楽しく参加しやすい要因のひとつだ。……あえて、である。


学校の仲良しクラスのような空気感を持つチャンネルだが、かといって初見の方が入りづらいような雰囲気は微塵もない。むしろ初見の方でも楽しめるような、入っていきやすい心遣いが朱音るら自身にもリスナーの方々にも多く見られる。


朱音のヴィジュアルにドハマリしてしまった方、声を聞いて幸せになってしまった方、プロフィールを見て気になった方、楽しいトークを聴きたい方、みんなでワイワイ盛り上がりたい方etc...。少しでも気になった方は気軽に遊びに訪れてコメントを残してみて欲しい。その瞬間からあなたのハッピーな”ねるらー”ライフが始まるはずだ。




1:   〖オリジナルMV〗Departures∼あなたにおくるアイの歌∼ / 朱音るら〖#新人Vtuber / #Vsinger〗



2023年に惜しまれつつ活動を終了した大人気グループ「EGOIST」の名曲を歌ってみたカバーした、朱音るら初のソロ歌ってみた動画。以前からEGOISTが大好きだった朱音は、さそり座在住の頃バンドのボーカルとしてこの曲をカバーしていたそうだ。


ライヴで披露した際にステージをみて涙を流して感動してくれたお客さんがおり、「自分の歌で涙を流してくれた」ことに大変な衝撃と感動を覚えたとのこと(この時朱音が体験した感情こそ”ほんとうの幸せ”のひとつなのかもしれない)。そんな大好きで思い出深い曲で、かつ「旅立ち」をテーマとしている本曲が「初めてのソロ歌ってみた動画にピッタリ!」と動画化することを決めたという。


一言でいうと「切ない」曲である本曲だが、その雰囲気に朱音が持つ起伏のあるエモーショナルな歌声が見事にマッチしている。艶と透明感が共生した伸びやかな歌声で原曲の持つメロウでムード溢れる感動的な展開を鮮やかに彩っており、聴後に”決して嫌ではないアンニュイな気分”と”めちゃ良かった!幸せ!”といった相反しそうな感情を同時に抱かせてくれる。


特にラスト付近の感情むき出しなフェイクは圧巻なので、ぜひ注目して聴いて欲しい。原曲のイメージを崩さず、それでいて朱音らしさ満開なオリジナルMVも全編通して見どころづくしで必見だ。


2:  〖オリジナルMV〗Alice in 冷凍庫 / 朱音るら



ボカロPとして大活躍中であるOrangestarが手掛けた、諸動画配信サイトでの総再生回数約3000万回を誇る大人気作を歌ってみたカバーした動画。「リスナーのみんなに涼しくなって欲しい」という理由で、”冷凍庫”がタイトルに入ったこの曲を8月にリリースしたそうだ。


Orangestarの大ファンであり全曲大好きだという朱音だが、数ある名曲の中でも本曲が「一番好きかも」と、メラメラに燃え盛る冷凍庫愛を語ってくれた。


「良い意味で抽象的な表現が多く考察するのが楽しくて、聴き手の解釈次第で全く色の違う様々な世界が広がっていく感じがめっちゃ好き!」と語る彼女だが、本動画も「朱音るらが描くAlice in 冷凍庫」を堪能できる作品に仕上がっている。


疾走感が有り爽やかな曲風、そしてその裏に秘められた簡単には紐解けない感情やストーリー。明るく透明感のあるキャッチーな歌声を基本としながらも、繊細な声色の変化を用いて本局の肝となる要素を見事に表現しており、聴き手の想像力をさらに掻き立ててくれる。


特に動画2:56〜辺りから始まる「荒んだ〜」の3拍子パートにおける空気感の変化は素晴らしく、同パートラストの感情が爆発したかのようなロングトーンまでの流れは本作最大の聴き所と行っても過言ではない。


前述Departuresなど他の朱音作品とかなり違った表現に挑んでいるので、聴き比べをしてみるのも面白い。


3:   【オリジナルMV】Beat Eater / Glace Volt Universe



ポリスピカデリーによる初音ミクオリジナル曲を神凪誠士、月城美雪、シェイド・グレイシア、朱音るらからなるVTuber4人組ユニット「Glace Volt Universe」で歌ってみたカバーした動画。「複数人ボーカルのグループで活動するのが初めてで、みんなそれぞれ全く違った個性を持っているので新鮮で勉強になることばかりです!」と話す朱音。


メンバーの神凪と月城は声優VTuberとして活躍中であることもあってか感情を声に乗せる技術が極めて高く、シェイドは朱音とはまた違ったファンキーでエネルギッシュなアプローチを持っており、朱音にとって大きな刺激になっているようだ。


「最初にぼくがみんなの声を脳内で再生しながら録音して、その音源をもとにみんなに録音してもらったんです。でも、3人から返ってきたテイクがぼくの想像をはるかに超えるクオリティの高さだったので、それに合わせてまた全部自分の分を録音しなおしちゃいました!」と制作へのこだわりと完成度への自信が垣間見えるエピソードも語ってくれた。


それぞれ違う個性を持った4つの光が重なり合い映し出すハーモニーは、リスナーにとっても非常に心地よく刺激的。この四人にしか生み出せない特有の臨場感をぜひ体感してみて欲しい。


見どころがたくさんあり過ぎて注目ポイントを絞るのが非常に難しいが、「さそり座語なまりの関西弁使い」「月生まれのマルチリンガル」「氷魔界のグレイシア帝国の魔王」「標準語を完璧に喋りこなす関西出身」と違うルーツを持った4人の”英語歌詞の発音”の違いに注目して聴いてみると4人の特徴がよく分かるかもしれない。



最後に、朱音るらに今後の活動について語ってもらった。


「歌が大好きなので引き続きたくさん歌っていきたいです!みんな好きな歌を聞いて喜怒哀楽色んな感情を抱いて笑ったり泣いたりしてると思うんですが、ぼくの歌が誰かの笑顔だったり感動の涙だったり、感情をむき出しにして楽しむためのひと押しになったらいいなと思ってます!声を使って演じることも大好きなので、TRPGやマダミスなど演技系のコンテンツに積極的に挑戦したい!将来的には3D化を実現してリアルの会場で3Dライブでを開催して、今以上に臨場感のあるステージをお届けしたいです!!思いっきり感動の涙を流してもらって、泣いてるみんなを近距離で見ていたい(笑)」

楽しそうに将来の夢や目標を語ってくれた朱音るら。


彼女への取材を通して強く感じたのは、彼女が常に「どうしたら視聴者や応援してくれる方々がハッピーになれるか」を考えて動いているということ。“ほんとうの幸せ”を探しに地球に舞い降りた彼女だが、「みんなに”ほんとうの幸せ”を届けること」が彼女にとっての”ほんとうの幸せ”なのかもしれない。


これからもきっと活動を通し”誰かが幸せになるためのひと押し”を続けていくのであろう。幸せになりたいみなさん、彼女のチャンネルに今すぐGO!!



【告知情報】


・11月9日(土曜)朱音るら デビュー1周年記念配信

・11月30日(土曜)初のリアルイベント『Osaka VTuber Circuit FES vol.4』参加

https://t.livepocket.jp/e/gia2n