人語を習得し、更なる飛躍を遂げるヴァーチャル猫シンガー、猫 The Sappiness。
気分屋なところは猫そのままに、世界中にハッピーを届けるべく日々邁進中。「ざっぴぃ!」は共通言語のご挨拶であることはご愛敬。
META=KNOTでは、多くの観客を前に壮大なパーティクルライブ演出と共に、jon-YAKITORY、RED、星銀乃丈&堀江晶太(別名義:kemu)など、いま話題のクリエイターを迎えて制作された珠玉の3曲を披露した。
Y2K文化を彷彿とさせるような、可愛らしさとクールさを兼ね備えたヘルシーな印象のあるキャラクターデザインは、YOASOBIの『海のまにまに』のMV監督なども務めるアニメーション作家・監督・イラストレーターの土海明日香が担当している。
デビュー以降、メタバースや現実世界を旅する様子や踊ってみた動画等をメインに各SNSで配信してきたが、2025年5月には、ついにアーティスト活動を本格的に再始動。『About me』『右肩の蝶』『アスノヨゾラ哨戒班』といったカバー楽曲をYouTubeにて配信している。
2025年7月2日には、約1年ぶりとなるオリジナル楽曲『散歩』をリリース。楽曲制作には様々なアーティストへの楽曲提供やボカロPとしても活動している『雪乃イト』を迎え、気取らず等身大で生きる姿を軽やかなサウンドに乗せて描いた一曲となっている。
「だからネコザも歌を歌いたい!聴いてもらいたい!そしてもっと話をしたいなって思ったの。それを星に願ったら今の姿になれて、歌を歌えるようになったよ!!」
また、活動の中ではなんといってもデビューライブの映像が好評。なお、ライブ配信も毎週水曜21時に配信を行っており、アニメ・コーヒーオタクの趣味や配信楽曲について語る雑談配信、歌枠での生歌披露、ゲーム配信なども行っている。
英語で会話や歌唱ができるというのも一つの特徴だ。
・【猫 The Sappiness|散歩】Official Music Video
《スニーカー鳴らし爪弾いて さあ 本能のまま Going on 誰のものでもない世界を 飽きてしまうまで》と歌う歌詞の世界観はもちろんのこと、ロックミュージックの勢いとポップソングの高揚感を同居させながら時にジャジーなムードを全開にするサウンドの自在性、さらには伸びやかな歌声まで、とにかくその音楽全体で自由な軽やかさを感じさせる1曲『散歩』。
2025年7月2日にリリースしたオリジナル楽曲だ。そのサウンドと歌声は、この生きづらい時代に抜群に映える。
絶望感や閉塞感、あるいは劣等感などを強く感じて、いつしか足が止まってしまうこともあるだろう。でもこの楽曲を聴きながら散歩すれば、きっといつの間にか軽やかな気持ちになっているはずだ。
manikoがイラスト、映像作家のshuuyaがディレクションを担当した美しいMVも必見。
・【歌ってみた】「 About me / 蝶々P 」covered by 猫 The Sappiness
ほとんどを英語の歌詞で綴られている1曲『About me / 蝶々P』の歌ってみた動画。
日本語の響きと英語の響きは、当然ながら大きく異なる。まずはその英語の歌声の美しさに心を奪われる。しかしもちろんそれだけではない。そんな風に美しさに浸っていると、サビでさらに深く持っていかれることになるのだ。
感情を爆発させたような歌声で、切なさが突き抜けていく。彼女のシンガーとしてのクオリティの高さが、はっきりわかる1曲だと言えるだろう。
・VSinger『猫 The Sappiness』最新情報(2025年7月)
2025年7月時点での、彼女の最新情報がよくわかる紹介映像
そもそもどういう存在なのかということや、発信している楽曲にどんなものがあるのかということ、さらにSNSでどのような発信を行っているのかということなどを紹介してくれている。
ただ紹介するだけではなく、ライブ映像なども交えて発信しているので、ライブステージにおいてのクオリティの高さも感じられるし、惹きつけられる。すごく端的に彼女の魅力がわかる1本だ。
「これからはもっといろんな国とか地域にも歌を届けたいと思ってるの。色々なジャンルの歌も歌いたいし、できるだけたくさんの歌を聴いてもらえるように頑張って活動していきたいと思ってるよ!生バンドでのライブとかもやってみたいなー」と、この先の活動について話す彼女。
この先ますます活動の幅が広がっていき、より楽しみに追いかけることができるのは間違いない。是非チャンネル登録をして、今後の活動をチェックしていっていただきたい。
最後に、そんな彼女から読者の方に向けてのメッセージが届いているのでご紹介。
【お知らせ】
『散歩』プレスリリース
https://ototoy.jp/news/124709