2022年から歌い手として活動を始め、2025年7月からはバーチャルの世界でも活動しているクソガキ系Vシンガー、Aokiro!。自身でデザインを手がけたという姿は「羊の皮を被ったオオカミ」を自称しており、目の中のビックリマークや不敵に見えるギザ歯、そしてタレ目とツリ目という2つの表情がチャームポイントだ。この表情の豊かさは、彼女の幅広い歌声とも見事にリンクしている。


普段の活動は、YouTubeでの生配信と動画の投稿がメイン。作詞作曲やラップを自分でこなす楽曲制作に力を入れており、これまでにフルアルバムを制作してBOOTHで販売している。さらに、音の調整(ミックス)やサムネイルのイラストまで自分一人で完結させ制作している「歌ってみた動画」も、ハイペースで投稿。生配信では、一番人気の歌枠をはじめ、海外の視聴者から隠れた人気を集める英語の勉強、朝活、定期雑談など、様々なコンテンツを日々届けている。

活動を始めたきっかけは、もともと趣味の延長で歌ってみた動画を投稿していたこと。歌う楽しさを知るうちに「これからの活動をもっと計画的にやっていきたい」と考えるようになり、オリジナル楽曲の投稿など本格的な活動をスタートさせた。その後、さらに多くの人に自分を知ってもらうために「売れるにはどうしたらいいか」を真剣に考えるなかで、ショート動画での幅広い発信や、配信で自分の動きが見える楽しさを見据えて、バーチャルへの進出を決めたという。

配信でのアピールポイントは、声の幅広さや力強いガナリ声を活かした高い歌唱力だ。作詞作曲を含めて、自分がやりたい表現を自分で突き詰めるセルフプロデュース力があり、最近では自分らしさでもある「クソガキ系」の表現にじっくり向き合っている。また、普段の生配信で見せる可愛いキャラクターと、楽曲で魅せるダークで攻撃的な世界観とのギャップも、多くのリスナーを惹きつける大きな魅力となっている。



Princess♂ 歌ってみた(cover) / あおいろ!



活動を本格的にスタートさせる前、趣味として歌ってみた動画を投稿していた頃の極めて重要な歌ってみた動画と紹介してくれた「Princess♂」。


MVに登場するキャラクター「ハムプリンセス」が実際に歌ったらこんな感じかな、という独自の解釈を込めて歌い上げた本動画。

そのこだわりがリスナーにも真っ直ぐ伝わり、大きな反響を呼んだという。


この曲との出会いによって、歌い手としての自分の強みや活動のイメージがはっきりと定まり、本格的な活動を決意するきっかけとなった原点の作品だ。



みむかゥわナイストライ 歌ってみた --- Aokiro!



クソガキ系Vシンガーとしてのアイデンティティがたっぷりと詰まった選曲の歌ってみた動画。


「メスガキ」としてのキャラクター性が強く表現された一曲だ。

本人が特に自信を持っているセリフパートのニュアンスは必聴。


バーチャルならではのリアルな距離感の近さと、彼女自身が持つ「クソガキ」の一面が最も濃密に表現されている。



バカな子 / Aokiro! - Music Video



通算7作目となるオリジナル楽曲。


自身で手がけたラップの歌詞(リリック)には、「首とギトギト前髪 しっかり洗って待つべき」といった強烈なフレーズが並ぶ。

その言葉通り、攻撃力が高めなクソガキの世界観がしっかりと構築された一曲だ。


現在、同じようなコンセプトで制作されたもう一曲の楽曲も動画公開を控えているとのことで、合わせて聴くことで、彼女が描くディープな世界をより深く楽しむことができるだろう。




毎日の地道な配信活動を積み重ねながら、まずはしっかりとチャンネル登録者数を伸ばしていくことを目標に掲げているAokiro!。

その先にある大きな夢として、Zepp規模の会場での大規模なワンマンライブの開催を目指している。


単なるライブではなく、確固たる物語やコンセプトを作り込んだ、その世界観にどっぷりと浸れるような空間にしたいと考えていると、楽しみな展望を聞かせてくれた。

さらに今後は、オフラインでのライブ活動を本格的に始めることや、コラボカフェの開催、ぬいぐるみの制作など、リアルな世界にも活動を広げていきたいという。


「みんなに元気を届けるクソガキ系Vシンガー」としての想いを原点に、彼女が届けるパワフルな歌声とおしゃべりは、これからもたくさんのリスナーを笑顔にする大切な場所となっていく。

「定期的に配信している歌枠では、楽曲のリクエスト募集もしているので、気軽に遊びに来てくれたら嬉しいです。是非気になってくれた方がいたら、挨拶やリクエストしにきてください!」

そう気さくで等身大な言葉で呼びかける彼女の言葉通り、生配信はいつでも誰でも大歓迎の明るい空気で満ちている。

日常のちょっとした息抜きや、かっこいい音楽に触れたいときは、まずは気軽に一番人気の歌枠や、あなたの好きな楽曲の歌ってみた動画から覗いてみてはいかがだろうか。