インターネット音楽シーンで歌い続ける「広島産まれのねこねこVsinger」、瀬戸内ミュウ。


2020年1月に初投稿を行ってVsingerデビューを果たした瀬戸内ミュウは、歌ってみた動画の投稿や歌枠配信など音楽系のコンテンツを中心に活動。
さらにはゲーム配信や他Vtuberとのコラボなど、幅広い活動をくり広げてきた。

「うちが楽しいと思うことを全力で楽しめる配信をお届けしとる」という活動スタンスを語っており、コンスタントな活動とポジティブなキャラクターで着実にリスナーを増やしている。

夢は大舞台でのワンマンライブ。その最大の魅力は圧倒的な歌唱力と表現力の高さで、「歌える音楽ジャンルと音域の幅は個人V最強!?」という声も。

可愛いからかっこいいまで全てを内包した歌声を武器に、ますます勢いを高める要注目Vsingerだ。




・【瀬戸内海結】火炎(FIRE)/女王蜂【原キーで歌ってみた】



瀬戸内ミュウの投稿動画の中で最も人気が高いのが、女王蜂の楽曲「火炎(FIRE)」の歌ってみた動画だ。


性別を超越した表現で知られる女王蜂の音楽世界。その楽曲を原曲キーで見事に歌い上げるこの動画は、瀬戸内ミュウがシンガーとしてただ者ではないことを示している。

ハスキーな低音から伸びやかなハイトーンボイスまでを巧みに操り、ときにはドスを効かせながら迫力を生む歌唱は圧巻だ。


デビュー当時から女王蜂が好きで、その中でもこの曲はよく歌枠配信で歌ってきたという瀬戸内ミュウ。

Vo.アヴちゃんの「自分以外関係ない!」というマインドを尊敬しているそうだ。


歌ってみた動画として本家へのリスペクトも強く込められているそうで、Vsingerとしての自分らしさとの両立に挑んだという。

彼女の歌声の力が惜しみなく発揮された動画として、まず最初に観てほしい。



・【瀬戸内海結】ダーリンダンス/かいりきベア【歌ってみたニャ】



かいりきベアの人気ボカロ曲「ダーリンダンス」の歌ってみた動画では、先に紹介した「火炎(FIRE)」とは打って変わって、キュートでガーリーな歌声を披露している。


歌うときは曲中の主人公である女の子の気持ちになりきることを意識したそうで、「あたしをもっと見て、かわいいって言って?」と訴えるような承認欲求の強さ、いい意味での「ぶりっ子」感を表現しているという。本人曰く、声を出す位置は「上からキュルンっと下がる」イメージだそうだ。


この曲で「火炎(FIRE)」とのギャップを見せることで、かっこいい一面だけでなく可愛い一面を示している瀬戸内ミュウ。

その凄まじい音域の広さ、表現力の豊かさは必見だ。


・【初オリジナル】夏。風鈴の蒼/瀬戸内海結feat.クジラグミ



2020年9月には初のオリジナル曲も投稿している瀬戸内ミュウ。

クリエイターユニットのクジラグミによって制作されたこの曲は、「夏」をテーマにしている。


自分が生まれた季節でもあり、最も好きな季節が夏だと語っている彼女。

青春の爽快感と、切なさや憂いの両立したノスタルジックな世界観がこの曲の最大の魅力だ。


楽曲制作に際しては彼女の意見やイメージも曲に反映されていったそうで、歌詞のフレーズなどを提案したという。

活動を始めてまだ年月が浅かった当時の不安や感情など、リアルな感情が詰め込まれているのも見どころとなっている。


初めてオリジナル曲を公開したことで「わたしの歌を待ってくれている人、聴いてくれる人がいるんだ」と思えたという彼女。

音楽世界を確立する起点になった一曲として必聴だ。




現在の第一目標はチャンネルの収益化だと語っている瀬戸内ミュウ。

チャンネル登録者数は900人台後半まで上がっており、知名度は着実に広まっている。


今後はソロの動画はもちろん、様々な個人勢Vtuberとのコラボレーション歌唱動画を公開していく予定だという。

一人ではできなかった表現にも挑戦していきたいそうだ。


また、新しく作詞などにも挑戦したいそうで、現在は新たなオリジナル曲を鋭意制作中の彼女。

瀬戸内ミュウの活動のさらなる発展から目が離せない。