ほんわかしたキャラクターとキュートな歌声で魅せるバーチャルYouTuber、暖日いな。
「笑顔を届けてあなたを癒す陽光の魔女」をキャッチフレーズに活動する彼女は、2020年11月にデビュー。歌ってみた動画やオリジナル曲の投稿、APEXなどゲーム配信をメインコンテンツに活動してきた。チャンネル登録者数は5000人に迫るなど、着実に支持を広げている。
・キミに溺れたい / 暖日いな (Music Video)
2021年9月に公開された自身初のオリジナル曲「キミに溺れたい」は、落ち着きのあるビートに乗せて想いを歌うポップナンバー。
ビートをコンポーザーのMitsuki(https://twitter.com/mitsuki_beats)氏が手がけ、作詞作曲は暖日いなが自ら挑戦している。
Vtuberのオリジナル曲でよくある「自己紹介ソング」ではなく、純粋に自分の歌う「良い音楽」を追求して届けたかったという彼女。Vtuber楽曲はあまり深いところは話さない傾向がある中で、自分はそういうところに触れていきたいと思って制作したそうだ。
楽曲のストーリーは「好きな男の子に対しての女の子の気持ち」を描いていて、ストレート過ぎない言葉でどうやって描写を伝えるかを意識したという。もともと音楽に軸足を置いて活動したいと考えていた中で、この曲を作り上げたことで、その方針でやっていけるという手応えを感じたそうだ。
暖日いなの初オリジナル曲にして代表曲として、まず聴いてみてほしい。
・独り占めにさせてよ / 暖日いな (Music Video)
2021年12月25日、クリスマスに公開された現時点での最新オリジナル曲「独り占めにさせてよ」。
トラックメイカーのWICSTONE(https://twitter.com/wicstone)氏が手がけた清涼感のあるビートに乗せて歌われるのは、「あなた」を独り占めにしたいという一人の女の子の感情。ストレートな言葉選びのリリックで、「自分が好きな人の日常の中に、自分がいてほしい」という生々しくも初々しい想いが色濃く綴られている。
ファンからは「胸が締め付けられる」という感想が多いというこの曲。甘酸っぱさと切なさを併せ持ったラブソングとして必聴だ。
・Third Place / 暖日いな (Music Video)
落ち着いたテンポ感で陽光のように暖かな世界観とメッセージが形作られている「Third Place」。
バーチャルトラックメイクユニットの[ahi:](https://twitter.com/official_ahi)が詞曲を手がけたこの曲には、暖日いなの「みんなの居場所になれるようなVtuberになりたい」という気持ちが込められている。タイトルには「みんなの第三の居場所になりたい」という意味があり、一番じゃなくてもいいから、リスナーの日常の中で居場所のひとつになっていたい……という願いを表しているそうだ。
「あなたは一人じゃない」「リアルで大変だったとしても、わたしがいつもそばにいるよ!」という気持ちを曲に込めたという彼女。
その優しいメッセージを受け取ってほしい。
もっともっとチャンネル数を伸ばしていき、より多くの人に楽曲を聴いてもらうことが目標だと語っている暖日いな。そのためにもさまざまなイベントに出演したりと、新たなリスナーの目に触れる機会を増やしていきたいそうだ。
また、今までよりもさらにペースを上げてオリジナル楽曲を発表していきたいそうで、現在も絶賛制作中だという。年内にも暖日いなとしてのオリジナル音源作品も作りたいそうなので、彼女のさらなる活動の加速に今から目が離せない。