歌い手として活動している「ぶい」。2021年8月16日に動画を初投稿し、現在は歌ってみた動画を月2作品以上投稿することを目標に活動している。
学生時代にバンドをやっていたが、彼女の担当はヴォーカルではなくドラムだった。YouTubeにドラム演奏を投稿したこともあるのだそう。
ぶいの活動は、YouTubeとTikTokへの歌ってみた動画の投稿がメイン。定期的にツイキャス配信も行い、2023年4月からはライブ活動も開始した。
以前、コンテストで決勝進出という成績を残したぶい。現在はボイトレに通い、さらなる高みを目指している。
・撫でんな@歌ってみた【ぶい】
柊マグネタイトが制作した楽曲「撫でんな」のカバー動画。ぶいの大人の色気や透き通る声が印象的な作品だ。
「The First Step」という歌ってみた動画のイベント団体が主催する大会で優秀賞を受賞したこちらの動画。初めての受賞だったこともあり、ぶいの活動における大きなターニングポイントとなった。
彼女にこの作品のポイントを聞いてみると、「かわいい曲だけど、『かっこいい』『色気がある』と評価されている声で歌ったので、そこに注目して欲しい」と話してくれた。ぶいの表現力の高さをぜひ見て頂きたい。
・私は、私達は / 歌ってみた【ぶい】
Guianoが制作した楽曲「私は、私達は」のカバー動画。ぶいが活動2周年の記念として投稿した作品である。
ぶいは、この楽曲の歌詞がとても好きなのだそう。彼女は「ネットで活動しているといろんな言葉が届く。でもその全てをいちいち気にしていられない。そんなときは『自分がどうしたいか?が一番大事だ』と思って、その想いをこの歌に込めた」と話してくれた。
動画を再生すると、ぶいの優しさと芯の強さを感じる歌声が広がってゆく。ぜひじっくり楽曲と向き合い、言葉ひとつひとつを受け取ってほしい。
・唱 / 歌ってみた【ぶい】
Adoの楽曲「唱」のカバー動画。ぶいのパワフルで色っぽい歌声が印象的な作品だ。
ぶいはこの作品について「公式で発表されている『歌い方呪文』というマニュアルを読み込んで、オリジナルの雰囲気を出しつつ、リスナーから自身の特徴と言われる『色気』も加えて出しつつ歌った」と話してくれた。彼女の魅力が存分に詰め込まれた作品に仕上がっている。
聴けば聴くほど、ぶいの歌声の虜になってゆくはずだ。ぜひ体を揺らしながら作品を楽しんで欲しい。
今後について、「まだ未定だが、オリジナルソング発表を検討中。半年後が目標で、その際はサブスク配信もする予定です」と話してくれたぶい。日常に寄り添えるような、この曲はこの人だなと思ってもらえるような歌い手になりたいという思いがあるという。
また、ぶいは病気になり、配信ができなかった時、発信が減ると一気に注目度が下がってしまうことをあらためて実感したという。そのため、「とにかく続けること」を目標に、これからも活動していく予定だそう。
ぶいの目標は、ボカロPや作曲家として知られる「ピノキオピー」に曲を書いてもらえるくらい大きくなること。今年はTikTokに力を入れ、ますますファン層を拡大していきたいそうだ。
パワフルで色気のある声を武器に、自分の道を切り拓いているぶい。彼女の声がこの先どんな景色を見せてくれるのか、とても楽しみだ。