個人勢Vtuber、九重このの。
2020年2月、YouTubeにて初めての配信を行う。
以降、雑談配信やゲーム配信、歌枠の配信に歌ってみたなど、様々な発信を展開。
自身曰く、何事も打算的だが頑張り屋。
困っている人を見ると放っておけない質でもある。
自称アイドル。
・KING - Kanaria / covered by 九重このの
「歌ってみたをするときは“歌に感情を込める”ことを意識している」という彼女。
「元々独学ではあるものの演技関係の勉強をしていたこともあり、単純な歌唱力だけではなく、自分の得意な領域で取り組むようにしている」とも話す。
それはこの『KING - Kanaria』のカバーを聴けば、よく分かるだろう。
どこか幼さの残る雰囲気もありながら、「動画用のイラストの表情に合わせた歌唱も意識した」との言葉通り、イラストとリンクぞっとするようなカッコよさも感じさせる。特にサビでの爆発力や笑い声のクールさは必聴ポイント。高音域も地の声で発信する、音域の広さも一つの武器だといえるだろう。
彼女の魅力がよく分かる歌ってみただ。
・少年よ我に帰れ - やくしまるえつこオーケストラ / covered by 九重このの
とにかく本家の歌が好きという『少年よ我に帰れ - やくしまるえつこオーケストラ』の歌ってみた動画。
「リスペクトを込めて、やくしまるさんの歌唱をなぞるように取り組んだ」という通り、やくしまるえつこ氏の儚さと透明感、溶けるような空気感を思わせる歌唱に負けず劣らずの、柔らかくて透き通る歌声を聴かせる。
それは先の『KING - Kanaria』の歌ってみたとはまた雰囲気が異なるもので、改めてその表現力の豊さに驚かされるだろう。
ちなみに、歌ってみたの動画は全て自分で作成しているというから、是非映像も合わせて堪能していただきたい。
・【#宵桜2周年】爆食い爆飲み!!活動振り返りながら、ささやかにお祝いする。【九重このの】
2周年を記念して行った配信の模様。
これまでゲーム配信や雑談、歌枠など多岐に渡った活動をしてきた彼女。
ファンの方との距離感はとても近く、ファンネームも『こののふれんず』で『このふれ』と呼ぶほど。
この配信は、そんなここまでの活動を一緒に振り返ったりしながら、まったりとお届けする。
活動を通して培ってきたファンとの関係性の良さや配信の空気感の良さも、この配信を見ればすぐに伝わってくる。
気取らず等身大で、地元の友達のような空気感をもって楽しめるのだ。
ゲームは男の子っぽいものを遊び、お酒もよく飲むという性質もまた、それに繋がっているといえるだろう。
歌をうたうシーンもあるなど、ずっと見てきた方はもちろんのこと、ここから入るという方でも楽しめる配信だ。
「3周年に向けて、歌ってみたなどもより積極的に取り組んでいきたい」と、この先の活動について話してくれた彼女。
巧みな表現力で様々な楽曲の世界観に没入させてくれる彼女の歌は、きっとこの先もっとたくさんの人に支持されるはず。
この先の展開に、要注目だ。