歌い手名古屋代表、りむ。名古屋を代表する歌い手を目指し、「みなさんの人生の一部になるような歌を」発信し続けている。爽やかで美しい声が特徴で、高音からがなりまで幅広く発する表現力も魅力の一つ。


活動のきっかけは、中学生の頃に歌い手が流行り出したこと。「ネットなら背負わずに気軽に自分の歌を発表できる」と思い、「自分もやってみよう」という精神で活動をスタート。中学生当時からニコニコ動画に作品を上げ始め、その後ブランクを挟んだものの、社会人になってから活動を本格的に開始した。2022年6月からはライブ活動も始める。


現在の活動のメインはTwitterやYouTubeに歌ってみた動画を投稿することであるが、併せてツイキャス等の配信にも取り組んでいる。歌ってみた動画の選曲基準は自分の声に合っているかどうかや、アップする季節に合っているかどうか。


ライブは月1回プラスαほどのペースで出演中。




・プラネテス 歌ってみた✽Rim cover✽



キラキラとした美しいサウンド感と共鳴するような、優しくも温かく、愛を感じるような包容力の高い歌声で届ける1作『プラネテス』の歌ってみた動画。


「聴き心地がよくてずっと聴いていられる曲。コーラスもつけて、爽やかで聴きやすい仕上がりになっていると思う」と話すように、全体的に爽やかなムードが感じられるので、ただでさえ聴き心地の良い楽曲が、さらに聴き心地抜群の、何度も聴きたくなるような1作になっている。


たとえば心がどこか不安定な夜、どうしても元気が出ない夜、愛する誰かへの想いが募っていく夜。そんな夜に光をくれる作品であることは間違いないだろう。



・物の怪の類 歌ってみた✽Rim cover✽



「高めのキー設定で迫力が出ている。声の鳴りが一番気持ち良くなっているところがポイント」と話す1作『物の怪の類』の歌ってみた動画。


先の『プラネテス』では温かみを感じる歌声を響かせていたが、この作品ではよりロックな雰囲気の、クールな歌声を聴かせる。カッコよさに振り切ったようなその歌声は、切れ味鋭いサウンド感やメロディーラインと相性が抜群で、その歌声にハッとさせられてしまうという人も多いだろう。


様々な角度から魅力的な歌声を響かせる歌い手だと、はっきりと分からせてくれる1作だ。


・【男性が】回る空うさぎ/Orangestar 歌わせていただきました。✽Rim✽



「ツイッター(現X)でのリアクションが伸び始めたのは、これがきっかけ。自身の中で一つの目標であった1000いいねを突破した。後半のサビがピアノと合っているところやファルセットとの切り替えが聴きどころ」。


そんな風にコメントをくれた『回る空うさぎ』の歌ってみた動画。


どこか童謡を思わせるようなほんわかとしたメロディーラインを、初音ミクの愛らしい歌声で歌い上げる同曲。一見男性の歌声は合わないようにも感じられるが、彼の歌うこの作品を聴けば、その心配は杞憂だったとすぐに理解できる。


持ち前の包容力を覚える歌声で、まるで包み込むように優しく、温かく歌ってくれるので、しっかりと楽曲の世界観に没入できるのだ。この作品もまた、その心地よさや没入感ゆえに、何度も聴きたくなる1作だといえるだろう。




今後の展望について尋ねてみると「友人の歌い手“カフェ”と一緒に主催をやるのが目標。大きな夢はニコニコ超パーティーやアニメロサマーライブへの出演」だと話してくれたりむ。


その日が来るまでまずは是非、作品を聴き込んだり、発信を追いかけたりして、より彼と彼の音楽に触れていっていただきたい。まず、後悔することはないはずだ。