本気で歌を極めて15年目。明るく透明なクラリティボイス、桜紅あかり。メインの肩書は『フリーシンガー&シンガーソングライター』。
キャッチコピーとしている『クラリティボイス』は、歌の先生から聞いた“シルキーボイス”という言葉をきっかけに、自分に合う言葉をリスナーさんと話しながら考えていたときに出てきたワード。“きらめく”という意味合いがあり、明るい声で強く光るイメージで名付けた。
また、紅茶が好きで紅茶マイスターの資格を持っており、ディズニーに月一通っているというのも一つの特徴。漢字が読めなかったり、たまに抜けていたりすることから『ポンコツ』が代名詞となっていて、愛されている。
・【ÅさくらÅ】嘘つきは恋のはじまり/40mP【歌ってみた】
「歌い手として初投稿した作品。リスナーからも好評だった代表作ともいえる動画」。そう振り返る1作『噓つきは恋のはじまり』の歌ってみた動画。爽やかかつドラマチックなサウンドに合わせて、風が吹き抜けていくような爽快感と、青春を見に纏ったようなドラマチックさを掛け合わせた歌声で世界観を描く。
そんな感情豊かな世界観だけでも魅力的な1作だが、その歌声には溌剌とした抜けの良さがあり、一聴でハッとして、惹きつけられる人も多いのではないだろうか。歌声を楽しむも良し、楽曲の良さをしっかりと味わうも良しな、楽しみ方が豊富な1作だ。
・ポジティブシンガー4周年【シル・ヴ・プレジデント/P丸様。】替え歌で歌ってみた ÅさくらÅ
「ふざけながら口ずさんだときに自然に生まれた替え歌を元にして作られた。歌詞がうまくまとまっていると評判だったので、オリジナルMVとして完成させた」と話す作品『シル・ヴ・プレジデント』の歌ってみた動画。
その言葉通り、ただの歌ってみたではなく替え歌動画になっているので、普通に歌うよりもさらに感情がこもっているように感じられて、没入感が高い。きっと何かを発信して推される人には、共感できる部分も多いのではないだろうか。
それでいて、楽しげなサウンド感はもちろんのこと、歌声やセリフパートにも元気で明るい雰囲気があるので、聴けば聴くほどテンションが上がる作品になっているといえるだろう。
・ポジティブシンガー【望んだのは/桜紅あかり】オリジナル曲
「専門学生のときに作ったオリジナルソング。歌い手になってから音源として制作した。作詞・作曲・編曲、打ち込みとピアノ演奏、完全に自分一人だけで作り上げた作品。歌詞は実体験をもとにしたもので、男性には正直『重い』と言われるが、女性の気持ちを代弁できている曲になっていると思う。当時の感情が込められており、これまでで一番反響がよかった」。そんな風にコメントをくれたオリジナル楽曲『望んだのは』。
「今後はこれまでよりカバーを減らしていく予定。そのぶんこれからはオリソンを増やしていき、いずれCDを出すのが目標。オフラインの活動では、ワンマンライブを主催でやれるようなアーティストになりたい。ランチショーやディナーショーをソロでやってみるのが夢」と、この先の目標について話してくれた彼女。
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